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物流アウトソーシングのメリットとは?委託先企業の選び方も解説

  • #EC物流
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2024.05.10

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自社で物流を担うことは、大きな投資と管理コストがかかります。コストの最適化や経営資源の集中を図るためには、物流業者にアウトソーシングすることも1つの手段です。また、物流業者は専門的な物流ノウハウを持っているため、自社で行うよりも効率的かつ高品質な物流サービスの提供が期待できます。

当記事では、物流アウトソーシングとは何かといった基礎的な内容から、物流アウトソーシングを委託する企業を選ぶポイントまで、分かりやすく紹介します。

物流アウトソーシングとは

物流アウトソーシングは、企業が自社の物流機能を外部の専門会社に委託する手法です。

物流アウトソーシングを利用することで、企業は内部資源だけでは対処が難しい物流に関する課題(例:人手不足、出荷件数の増加、保管スペースの不足など)を解決することが可能になります。物流アウトソーシングを利用する企業は、商品の入出庫、在庫管理からアソート作業、返品処理、棚卸し、出荷物へのおまけやチラシの同封といった、物流に関わるさまざまな業務を外部に任せられます。

特に、ECサイトの売上拡大に伴う物流業務の増加や、社内での物流に関する専門知識の不足、物理的な保管スペースの限界などに直面している企業におすすめです。

アウトソーシングができる業務範囲

アウトソーシングが可能な業務範囲は広く、物流アウトソーシングにおいては、商品の入荷からカスタマーサポートまでを一貫して行う「フルフィルメントサービス」を含め、以下のような業務を外部の専門企業に委託できます。

在庫管理 商品の状態、数量、情報の一致の確認と管理。
入荷・検品 商品の受け取り、数量確認、汚れや破損のチェック。
受注処理 購入情報に基づく出荷データの登録と出荷指示出し。
出荷(ピッキング・梱包) 注文に基づく商品のピッキング、適切な梱包材での梱包。
配送 注文された商品の顧客や店舗への配送。
返品処理 返品の処理、メーカー返品。


必要に応じて、一部を委託、もしくは商品が顧客に届くまでの全過程をカバーできます。そのため、企業は物流業務に投じるリソースを削減し、コアビジネスに集中することが可能です。

物流アウトソーシングのメリット

物流アウトソーシングは、特にEC・通販事業者にとって、企業の運営効率化と成長を支える重要な戦略の1つです。以下では、物流アウトソーシングがどのようにビジネスにプラスの影響を与えるのか、3つのメリットを紹介します。

コストの最適化が図れる

物流アウトソーシングの大きなメリットの1つは、コストの最適化を図れる点にあります。

企業が自前で物流機能を持つ場合、倉庫の賃貸料、物流設備の購入や維持費、スタッフの人件費など、一定量の固定費が常に発生します。これらの固定費は、ビジネスの規模や売上高に関係なく負担しなければならないため、業務量の変動が大きい企業にとっては特に不利です。

一方で、物流アウトソーシングを利用することで、これらの固定費用を変動費に変えられます。物流の外部委託では、実際に発生した業務量に基づいて費用が発生するため、ビジネスの繁忙期にはコストが増え、閑散期にはコストが減ります。企業は必要な時に必要な分だけ物流サービスを利用でき、不要な固定費を削減し、全体としての物流コストの最適化を図りやすくなるでしょう。

コア業務にリソースを集中できる

物流業務は複雑で専門的な知識を必要とし、内部ですべての工程を賄おうとすると多大な時間と人的資源を消費します。特に、小規模から中規模の企業では、限られたリソースをいかに効率的に使用するかが事業の成功に直結するでしょう。

物流業務を外部の専門企業に委託することで、物流業務に関する時間や人的資源、管理の手間を大幅に削減できます。企業は製品開発、マーケティング、顧客サービスといったコア業務により多くのリソースを割り当てることが可能になり、競争力のあるビジネスモデルを構築するための基盤を強化できるでしょう。

物流品質の向上につながる

物流品質は、利益はもちろん、顧客満足度にも直結する要素です。物流アウトソーシングは、納期遵守や商品の状態維持、配送ミスの防止、作業中の安全性確保といった物流品質の向上にも大きく貢献します。

自社で物流業務を行う場合、ノウハウや経験不足により、効率的な物流計画を策定・実行することが難しい場合があります。3PL事業者(3PL:サード・パーティー・ロジスティクス)は、最新の物流技術や効率的な物流プロセス、高度な品質管理システムを導入しているので、物流品質も自然に向上するでしょう。

さらに、環境負荷軽減への取り組みなど、現代の物流が直面する新たな課題への対応も、専門企業ならではの知見と経験によって実現可能です。

物流アウトソーシングのデメリット

物流アウトソーシングには多くのメリットがありますが、一方で検討すべきデメリットも存在します。たとえば、物流業務が外部企業に委託されていると、その企業とのコミュニケーションを経由して意思決定を行う必要があります。その結果、急を要する意思決定が遅れる潜在的なリスクがあるでしょう。

それ以外も含め、以下では物流アウトソーシングを行う前に事前に知っておくべきデメリットを2点紹介します。

自社にノウハウが蓄積しにくくなる

物流業務を外部に委託することで、その過程で得られる知見やスキルが社内に蓄積されにくくなります。長期的に見ると、自社の物流戦略を内製化しようとした際に、基盤となる知識や経験が不足しているという問題に直面する可能性があります。

また、長期間にわたり物流をアウトソーシングしていると、そのサービスプロバイダーへの依存度が高まります。その結果、サービスの質が低下したり、コストが上昇したりしても、容易に他のプロバイダーに乗り換えることが難しくなる可能性がある点も念頭に置いておきましょう。

業者によっては対応ができない業務もある

物流アウトソーシングの業者は、一般的な物流サービスは提供できても、依頼する企業の特殊な要望や独自の業務プロセスに対応できない場合があります。たとえば、特定の商品に対する特別な取り扱いや、独自の情報システムを用いた物流管理、入金の確認や、在庫管理・送り状の印刷などが挙げられます。

業者のサービス範囲外となる業務は自社で対応する必要があり、結果としてアウトソーシングによる効率化のメリットが十分に享受できなくなる可能性があります。

物流アウトソーシングを委託する企業を選ぶポイント

物流アウトソーシング業者は数多く存在し、それぞれ得意分野やサービス内容が異なります。自社に最適な業者を選ぶためにも、以下の3つのポイントを特に重視しましょう。

自社と同じジャンルの商品を取り扱った実績があるか
同じジャンルの商品を扱った経験がある業者は、特有の物流ニーズや取り扱いに関する注意点を理解しており、商品の特性に合わせた物流サービスを提供できる可能性が高いです。たとえば、食品を取り扱う場合は、温度管理や衛生管理に特化した業者を選ぶほうが安心でしょう。

 

倉庫の立地は適切か
物流業者が利用する倉庫の立地は、配送効率やコストに大きな影響を与えます。特に、主要な配送先や市場に近い場所に倉庫がある場合、配送時間の短縮や配送料の削減が見込めます。たとえば、全国配送を行う場合は、主要都市圏に倉庫がある業者を選ぶと効率的です。 また、複数拠点を持つ業者や、災害リスクが低く、交通網が発達した地域に位置する倉庫を選ぶことで、災害時などのリスクにも備えられます。

 

サポート体制が整っているか
顧客からの問い合わせに迅速かつ適切に対応できる体制が整っているか、トラブルが発生した際の対応策が明確かなど、サポート体制についても確認する必要があります。担当者とのコミュニケーションの頻度や、トラブル発生時の対応体制などを事前に確認しておきましょう。 各種レポートや分析データを提供してくれる業者であれば、物流状況を可視化し、改善に役立てられます。


その他にも、コストや環境への配慮、 自社のシステムと連携できるかどうかなども確認が必要です。基本的には、さまざまな業者のプランを確認しながら、候補となる会社を複数絞り込み、相見積もりを取ることをおすすめします。

まとめ

物流を専門とする外部企業に業務を委託することで、最新の物流技術や効率的な物流ネットワークを利用できるため、間接的にコスト削減につながる場合もあります。物流の専門知識や経験、資源を持つ外部企業ならではのサービスなので、必要に応じてアウトソーシングを検討するのも良いでしょう。

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