ロジモプロ
アカデミー

【Amazon出品者向け】FBA納品代行とは?業者の選び方も紹介

  • #物流知識
  • #EC運営

【Amazon出品者向け】FBA納品代行とは?業者の選び方も紹介

2025.08.29

担当者のイメージ画像

AmazonでFBA(Fulfillment by Amazon)を活用している出品者の中には、「ラベル貼付の作業が大変」「納品ルールが複雑で覚えにくい」「納品ミスで返送されてしまった」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。そのようなときに役立つのが、FBA納品代行サービスです。

当記事では、FBA納品代行の基本的な仕組みやFBA納品代行会社を利用するメリット・デメリット、業者選びのポイントなどを詳しく解説します。FBA納品業務を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。

FBA納品代行とは?

FBA納品代行とは、AmazonのFBAサービスを利用する際に必要となる納品準備作業を、専門業者に委託できるサービスです。FBAを利用するには、Amazon指定のルールに従って商品ごとにラベルを貼付し、検品・梱包などを行った上で、フルフィルメントセンターに納品しなければなりません。

ラベル貼付や検品、梱包などの納品準備作業は非常に煩雑で手間がかかるため、多くの出品者はFBA納品代行業者に委託しています。FBA納品代行では、出品者がAmazonに商品情報を登録し、商品を代行会社の物流倉庫に送付します。商品到着後、業者が荷受け・検品・ラベル貼付・梱包などの作業を行い、Amazonのフルフィルメントセンターに納品します。

FBA納品代行業者を利用するメリット・デメリット

FBA納品代行業者を利用することで、納品業務の手間を軽減し、業務効率化が期待できます。一方で、コストや運用面での注意点もあります。ここでは、メリットとデメリットを整理して解説します。

FBA納品代行業者を利用するメリット

FBA納品代行業者を活用することで、Amazonへの納品業務にかかる負担を軽減し、販売機会の最大化や業務効率の向上が期待できます。ここでは、主なメリットを具体的にご紹介します。

・納品作業の手間を削減できる

商品ラベル貼付・検品・梱包・発送など、FBA倉庫に納品するまでの作業を一括して代行できるため、出品者は商品情報の登録以外の作業負担を軽減できます。特に商品数が多い場合、自社での対応は負担になるため、代行の効果は大きくなります。

・納品スピードが向上する

専門的なノウハウを持つ業者に委託することで、納品ミスの防止や作業の効率化が図れ、物流拠点への納品がスムーズに進みます。商品を早く市場に投入できるため、販売機会の損失を防げるでしょう。

・保管スペースの確保が不要になる

仕入れ先から直接FBA納品代行業者に商品を送ることで、自社での保管が不要になります。物流管理の手間や保管場所のコストの削減も期待できる点は、小規模事業者にとってメリットになります。

・輸入販売のハードルが下がる

一部の業者では、通関を含む輸入手続きも代行しており、海外からの仕入れにも対応が可能です。これにより、越境ECや輸入商品を取り扱う際の障壁を下げ、取扱商品の幅を広げられます。

FBA納品代行業者を利用するデメリット

FBA納品代行には多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。コストやトラブル対応など、導入前に把握しておくべきポイントも確認しましょう。

・一定のコストが発生する

FBA納品代行業者を利用すると、ラベル貼付や梱包作業、保管、発送などにかかる手数料が発生します。売れていない商品にも保管料が発生するため、在庫数が多いと利益を圧迫する恐れがあります。事前に見積もりを取得し、採算を見極めることが重要です。

・トラブル時の対応が遅れることがある

納品作業を外部の業者に委託することで、納品ミスなどの万が一のトラブル時に対応が遅れる可能性があります。Amazonとの直接的なやりとりが難しくなるため、問題解決までのリードタイムは長くなりがちです。迅速な対応を実現するには、業者とのこまめな連携が欠かせません。

・検品や品質管理に不安が残る場合がある

商品を自社で直接確認せずに業者へ納品するため、傷や不良品が見過ごされるリスクがあります。検品精度や作業体制、梱包方法は業者によって異なるため、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

\発送業務に関するお役立ち情報をお届け!/

FBA納品代行業者の選び方

FBA納品代行業者を選ぶ際は、自社の商品や業務に合うサービスを提供しているかを見極める必要があります。ここでは、FBA納品代行業者選定時のポイントを詳しく解説します。

料金体系が明確で無理のない設定か

業者によって、登録費や月額料金、保管料、作業費用などの料金プランは異なります。基本料金に含まれる作業範囲やオプション扱いの内容にも違いがあり、配送料や梱包資材費が含まれているか、追加費用が発生しないかも要確認です。

取扱商品の量に応じて費用が変動するため、自社の取引規模に適した料金設定の業者を選ぶことが大切です。事前に見積もりや料金シミュレーションを行い、削減できる業務コストと代行費用を比較し、費用対効果の高い業者を選定しましょう。

対応できる作業範囲が自社のニーズに合っているか

ラベル貼付や梱包は多くの業者で対応していますが、動作確認やクリーニングといった検品作業、返品商品の対応などは業者によって可否が分かれます。たとえば、通電確認や汚れの拭き取り、返品時の状態確認・写真撮影などに対応している業者もあれば、サービス内容を荷受けだけに限定している場合もあります。

また、個人運営の代行業者では対応できる作業に制限があるケースも見られます。必要な作業がサービスに含まれていないと余計な手間が発生するため、料金だけでなくサービス範囲も併せてチェックしましょう。

自社の取扱商材に対応しているか

業者によっては、取り扱いを制限している商品があります。特に注意すべきなのは、中古品や中国輸入品、医薬部外品、家庭用医療機器、高額商品、重量商品、賞味期限管理が必要な食品などです。これらの商材は、取り扱いを断る業者も存在します。

対応外の商品を誤って送ると、納品遅延や返品、トラブルの原因になりかねません。スムーズな納品を実現するためには、取扱商材の範囲を把握した上で、自社の商品に対応できる業者を選定する必要があります。

納品スピードは許容範囲内か

Amazonのフルフィルメントセンターは24時間365日稼働しており、「お急ぎ便」など配送スピードを重視するユーザーも多いため、在庫切れは機会損失に直結します。業者によって配送依頼から納品完了までにかかる日数に差があるため、休日対応の有無やリードタイムを事前に確認しましょう。

仕入れから販売までのスピードが利益に直結する輸入商品などを扱う場合、納品が遅れると、競合他社に先に販売されてしまったり、在庫保管手数料の負担が増えたりするリスクもあります。手数料の安さだけでなく、スピード面でも自社に合う業者を選びましょう。

FBA納品代行の業者選びで迷っている方はロジモプロがおすすめ

FBA納品代行の業者選びでお悩みの場合は、ロジモプロをぜひご利用ください。ロジモプロは、物流業界で豊富な実績を持つ株式会社清長が運営するクラウド型発送代行サービスであり、Amazon FBAへの納品にも対応しております。セラーセントラルでの納品プラン作成後、CSVファイルをアップロードすることでスムーズに納品処理が可能です。

初期費用・月額固定費0円の明朗な料金体系に加え、専任担当者による丁寧なサポート体制も整えております。最短一週間で利用を開始できますので、お急ぎの場合も安心してご相談いただけます。Amazon販売における納品業務の手間を省きたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

ロジモプロの無料相談&見積依頼はこちら

まとめ

FBA納品代行は、Amazonの出品における納品作業の負担を軽減しながら、販売機会の最大化や業務効率の向上を図れる便利なサービスです。ただし、導入にあたっては、料金システムや作業内容、自社商材への対応可否、発送スピードなどを総合的に比較検討することが重要です。自社に合わない業者を選ぶと、想定外のコストやトラブルのリスクを抱える恐れがあります。

ロジモプロでは、Amazon FBAへの納品代行サービスを行っております。Amazonでの販売分はFBA倉庫に納品し、それ以外の販売チャネルの出荷はロジモプロから対応するなど、柔軟な運用が可能です。お気軽にお問い合わせください。

ロジモプロの無料相談&見積依頼はこちら

\発送業務に関するお役立ち情報をお届け!/

まずはお気軽にご相談ください

03-5577-3094

受付時間 平日9:00~18:00

倉庫保管料0円キャンペーン